腹痛は雑念を吹き飛ばす(笑)

今朝、通勤の電車で腹痛に見舞われた。はじめのうちは職場の最寄駅までは我慢しようと考えていたが、通勤区間の半ばで我慢できなくなり途中下車してお手洗いに駆け込んだ。
それから20分以上はトイレにこもっていたと思うが、よく覚えていない。我慢したのが悪かったのか、用を足した後いつまでも鈍痛がお腹に残り、結局は会社を早退してしまった。腹痛になったら、余計な事を考えて我慢せずにすぐに対処した方があとあとが楽だなと思った。ここ何年も通勤中に腹痛になる事がなかったので油断していた感もある。

さておき、その痛みの渦中に置かれた時、自分の置かれている社会的な状態だとか、悟りだとか探求だとかそういった物は頭から一切抜け落ちていた。ましてや、自分が幸福であるとかその反対で不幸だとかそういった事など考えてすらいなかった。その時、不安もなにもなく、ただただ痛みと吐き気に見舞われてのたうちまわっていただけなのだった。

普段の自分がどれだけ無意味な思考を弄んでいるのかというのが、今日の腹痛でなんとなく理解できたような気がする。腹痛は苦しかったし、こんな事何度も体験したくないと思ったけれど、痛みの最中にあった時、その瞬間に良い意味でも悪い意味でも集中していたように思う。それだけでなく、体が楽で痛みがないというのはそれだけで嬉しく、心地の良い事なのだなとしみじみと実感した。